向かつて 走ろう

きのうの土曜日は、なんというか、思考と判断が、大変とっちらかっていて、物事がうまく運べない日だった。縄で結わえた 物事 を、えっちらおっちら、引きずりながらずるずると歩いたようないちにちだった。ああ、うまくやれない、と思いながら、イノダコー…

31歳の誕生日

今日、というか、おそらくこの日記を書き終える時には、もう、きのう、になってると思うけど、31歳になりました。いくつか前の記事で、数年前に閉店したエスフィーファというお店のことを書いたときに、カウリスマキの映画にでてきそうなお店、と記した、そ…

じじいになりたいという話

先ほど、9時過ぎ。Tシャツ、リラコ(ユニクロのテロテロのズボン)につっかけ、そして首にはタオルを巻いた、おっさんのような出で立ちで、ぶらぶらポストまで歩きながら、ああ、やっぱりじじいになりたかった、と思った。わたしは、肉体的にも精神的にも女だ…

今夜、突然の雷雨

黒澤明の映画は、観ているとどうにも、黒澤明に怒られているような気分になる。常に画面の右上あたりに丸い枠があり、その中に黒澤明がいて、こちらを叱っているような、そんなような、気がする。いきなりなんのこと、という感じやけど、京都文化博物館で、…

エスフィーファ

四条柳馬場を下った東側の、エスフィーファというお店のことを、突然ぽかんと思い出した。なくなってしまって、2年?いや、3年くらい経つのかな。初めて訪ねたのは、たぶん高校2年か、3年だから、12年ほど前かもしれない。その頃、新聞記事のランチ紹介コー…

地獄はつづく

終わらない地獄を歩いている。何か書こうとすれば、そんなことだけ書いてしまいそうで、何も書き残さないであっという間に2ヶ月。せめて、少しだけ持っている良かったことを、書いておこうかと、思った地獄の八丁目。(何丁目まであるんだろう。)ピンク地に、…

あれはアライグマ

夜の散歩で。交差点で信号が変わるのを待っていて、向かい側から、えらく太った猫が渡って来ようとしているのが見えた。車がどんどんはしっている道なので、あ、危ない危ない、あかんよ、と思いながら眺めていると、やっぱり危ない感じで車が過ぎていき、猫…

映画 2014

2014年の1月から書き始めたこのブログ、1年間で62記事書いていたもよう。今年も、ぼちぼち書きたいです。去年は、2013年に観た映画と、作った回文をまとめて記したけど、回文の方は、今年まったくできなかった。携帯電話でぽちぽち作ってたのだけど、2月ころ…

スモーク

夜の散歩中、こう、見上げて。なんでだか、頭の中に映画の「スモーク」が浮かび、その主人公オーギーが、毎日同じ時刻に、同じ場所を撮影するのと同じように、これを撮ったらどうかな、いや空とビルだけやから、つまんないよな、と考えた。そして、もし、「…

寝ると眠るの

小説のタイトルや、目次が書かれている頁は、余白が大きくて、静かで、映画の始まる前、予告と本編の間の一時のようでいいなあ、と、本を読みながら、今日初めて思い浮かんだ。また、ふいに同じことを思えば、きっと、本当にそう感じているんだと思うけど、…

ふふふって笑いたい

せんきょ、の帰り道。ここのところ、テレビでは、方々のイルミネーションが。節電しなくても、原発動かなくても、電気は止まらない。今日は、久々に、ピタゴラスイッチを見た。アルゴリズム体操、オーストラリアの小学生のみなさんといっしょってやってて、…

わたしの写真

シャッターを押す勇気の出る日と、出ない日の違いはなんなんだろう。明日はお祭り古くからある家の軒先には、この提灯が吊られる。すごく好き。月と、太陽と、地球なんやろうか、と、祭りのたびに、ここ3年くらい考えてる。今日は、撮る勇気が出た日だった。…

生きてたよね

夜の散歩で、2、3回、乾いた落ち葉を踏んで、気持ちよかった。暗闇に、じいさんが、ぼうっと立っていた。すごくすごく小心者で驚くほうなのに、びっくりしなかった自分にびっくり。生きてたよね、じいさん。幽霊じゃないよね。「昨夜のカレー、明日のパン」…

街の灯りちらちら

今日はお昼のおやつに、ラミーをふたブロック、バッカスをふたつぶ食べたところ、ほろ酔いになりました。ラミーの方が、わずかに箱が大きい。台風が去った後の夜の今、とても寒いです。強い風が吹いてるような音がしていて、夜の散歩に出ることをひるんでや…

ラミー

コンビニで、ラミーを買ってきた。もう冬です。ラミーは洋酒が強く効いた、冬限定のチョコレートで、どなただったかが、ツイッターに載せているのを見て、前の冬に初めて買ってみて食べた。思い切りのいいお酒っぷりが美味しくて、それから何度か買った。今…

キャッチーとポップ

今日はいちにちを通して、時おり右目の上まぶたがぴくびくと痙攣していた。依然、あまり飽きることなく、オードリーのオールナイトニッポンを、日々粛々とさかのぼって聞いているけど、久々にFMを聞きたい気分になったので、ラジコをつけてみたところ、グッ…

心のテーマソング

新月を過ぎた、細い月の夕暮れです。普段、手に取らないのに。何気なく立ち読みしたら、載ってた。わなわなしながら、本屋をでて、手をぐーにして、信号を待った。iPodでスネオヘアーのNo.1が流れた。何度となく聴いてきた曲だけど、こんな歌詞だって気づい…

チェリオの自販機

自動販売機で買うものといえば、水ぐらいしかないのやけど、チェリオの自販機は、ジュースのパッケージの毒々しさを見るために、たまに立ち止まって眺めることがある。値段を表示することよりも、人気が爆発していることと、新発売なことを優先してたので、…

ほとんど知らない

2年、3年ぶりくらいに、フィッシュマンズを聴きたい欲が、湧き始めている。気がする。数日前、夜の散歩中にシャッフルにしたiPodminiから「MELODY」が流れてきてそう感じた。“20年前に見てたような何もない世界が見えた”って歌詞が耳にとまって、20年前でも…

⚫︎3 まるき製パン所

バスに乗りながら、まるき製パン所が思い浮かんだので、いつものバス停よりひとつ乗り過ごして、久々に立ち寄った。まるき製パン所は対面販売で、大方の種類を知っているのにも関わらず、それでもいざ、パンを目の前にすると、その後ろに立つ店員さんの存在…

高知にっき 2

つづきやあ。かっぱだよ。母は、幼い頃、かっぱのことは“えんこ”と呼んでたと言っていた。たまたま、きのう見た、1年ほど前に録画していたNHKのドキュメンタリー番組のなかで、広島では、かっぱのことを“川太郎”と呼び、転じて“ガタロ”と呼んでいる、という…

高知にっき 1

8月14、15、16日母の実家、高知へ。窪川駅で、ホビートレインを見た。一時期、ニュースなどにも登場していた、新幹線型の汽車。健気で、お茶目で、頑張り屋さんで、大らかで、かわいいやつって感じがして、こんな風にいたいなあ、と見上げた。このおじさんは…

夏の夜に大雪のニュース聞く

ゆうべの地震怖かったなぁ、と思い返して、や、怖いっていう感情とは、すこし違ったな、と思った。たぶん1時過ぎで、最大震度4やったよう。照明は消していたけど、YouTubeで今年2月のラジオを聞いていて、(最近、オードリーの春日さんがとても好きで、オード…

爪切りの時のファ

今さっき、爪を切ったら、やっぱり右手の薬指のときだけ、爪切りを押すたびに、心の中で「ファ、ファ、」と言っていた。何才から、こうだったんだろうか。エレクトーンを習い始めたのは、小学1年の頃だったと思う。手紙の挿絵に、こないだのジンジャーミルク…

⚫︎2 喫茶オルガン

喫茶オルガン大宮五条から、西へ三筋、細い道を北へすこし。右手。木曜定休。カスタードプリン 300円ジンジャーミルクティ 450円ほか、チーズケーキやクッキー、日替わりのケーキ、ランチもあるようでした。プリンは、“カスタード”プリン、と表記されている…

鳩の歩き方

ごーーーっ、って、雨が降ってる。スコールって、いう感じやと思う。うち(実家)の近所は、東南アジアかな、という感じの、何の言語かわからない発音の言葉の外国の方が、最近多いような気がするのだけど、あの人たちは今、故郷を思ったりしてるのかな、と、…

とぼとぼ歩く

今日は、とても久しぶりに泣いた。自分の損なわれている(損なわれてきた)健康について、あー辛い、と思って泣いた。泣くことができて良かった。けども、泣くことは早々に切り上げ、盛り上がっている感情を玉転がしのように、張り手して、すたこらでかけた。…

くまに誘われる

この間、「ざらざら」を読み終えたので、また少しずつ、今度は「神様」を、読んでいて、それもきのう読み終えた。初めて読んだのは、おそらく10年ちかく前で、たぶん、少なくとも3度目くらい。やっぱり、素晴らしかった。これまでは、こんなくまが、わたしの…

⚫︎1 エクボ食堂

2014年3月11日京都タワーにお祈りをしてから、バスで市内をぶらついた日、北白川を歩いていて見つけた、あの、オンノジのフラミンゴの写真を撮ったところからすこしのとこのお店。看板、錆びてる。錆びてる、けど、なんか新しそう。今度こよう、と思って、で…

「チェブラーシカ」

筆ペンでかきました。絵の良いところを見つけられない。ゴールデンウィークに、こちらに戻っていた妹が、茨城へと帰る新幹線に乗る前に、一緒に観た。わたしは観たことがあったけど、35mm上映だというんで、いそいそ観に出かけた。チェブラーシカ、ゲーナ、…