ほとんど知らない

2年、3年ぶりくらいに、
フィッシュマンズを聴きたい欲が、湧き始めている。気がする。

数日前、夜の散歩中にシャッフルにしたiPodminiから「MELODY」が流れてきてそう感じた。

“20年前に見てたような何もない世界が見えた”って歌詞が耳にとまって、
20年前でも、もう10歳やし、
たぶん、何もない世界じゃなかったよなあ、と思って、
この曲を聴く、適正年齢を過ぎたのかな…と、ちょっとドキドキと考えた。

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きのうはコンビニで、
エルマガジン社の京都のガイド本(ムックっていうんかな)を立ち読みしていて、
載っているお店が、ほとんど知らないお店・新しいお店ばかりで、
なんというか、ほっとした。

知っているお店がたくさん載っている本を見ていたり、
すごく落ち着く、何度も訪ねているカフェで、
美味しいって知ってるキッシュを食べて、
やっぱり美味しいな、なんて和んだ気持ちになると、
どんがらがっしゃーん!全部いらーん!と、ちゃぶ台を返したいような、そんな衝動に駆られて、
京都から逃げたい、ここにいたらあかん、って強く思うことが、これまで何度かあった。

きのうは、そのガイド本を読んでみて、あー、ほとんど知らない、あぁ知らない、と、
胸を撫で下ろすような気持ちになった。

これは、いまのところ、なんでだか、自分でもよくわからない自分の気持ち。

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明日、またなんか書こう。
書き留めよう。