悪い夢のなかのようなサイゼリヤより

2025/07/03(木)

お昼、ローソンに。窓に貼り出された“夏をのりきローソン”と書いてあるポスターを数秒じっと見てから入店。レジで「ああ!ここローソンか!」と男性が声を上げてた。うん、暑いですからね、と心のなかでうなづく。


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↑日記に何も関係ないけども、ちょっと前にひつじや、って印字された日よけまであるんや!と興奮して撮ったもの。


2025/07/06(日)

灰になっていた。のそのそと部屋を出て21時サイゼリヤ着。家から右に向かっても左に向かってもサイゼリヤにたどり着けるのやけど、右に向かうことにしたところ、左に向かう方のバスが先に来、ようやく来た右に向かう方のバスは人が多くぎゅうぎゅうだった。この時間になんでこんな混んでんねん、と心のなかで悪態をつきながらサイゼリヤに着くと、通された席の右側のおばあさんは、テーブルの上に堂々と麦茶のペットボトルを置いて、ものすごく私寄りの位置に座ってくる。左側には集団のおばあさんらがいはって、時折とんでもない声量で盛り上がり、「スマート農業」などと雄叫びを上げるように発している。怖い。ちなみに、頼んだサラダは忘れ去られていたし、ドリンクバーのカプチーノのミルクは切れていてエスプレッソが抽出されて終わった。なお前回来たときは、コーヒー豆が切れていて、うす茶色のお湯が出た。今日は、よし豆が入ってる、と心で指さし確認の上、意気揚々カプチーノのボタンを押した。このパターンがあったかそうか、と氷で薄まったエスプレッソすする。うまい。やっと右側のおばあさんは帰ったかに思えたが、でかい荷物が向かいの座席に置いたままになっていてなんか怖い。と、書いたまさに今戻ってきはった。テーブル番号などを表示する電子札的なやつの表示が“お食事中”ではなく“いらっしゃいませ”になってるので会計を終えてなおここにいる様子。書類や文具らしきものを広げ何か作業を始めた。店員さんもきっと把握はしつつ放置なのだろうから、おそらくは常習的にやってる人なんだろう。ちなみに万一にも話しかけられたりしないよう、何も聴いてないのにイヤホンをはめてこれを書いている。今日はことごとく選択を誤ってる気がする。また右隣のおばあさんが、でかい荷物を、今度は私も座ってる側の座席、真横すぐに残して席を立った。なんで移動させたん。さらに怖い。まあ今日、灰になってたし、わたしも似た磁場を発してるのだろ。あ、戻ってきて、荷物を回収し今度こそたぶん帰らはった。席を立ってる時間何をしてたんやろう。気付けば左側の奇声発しグループも消えている。イヤホンを外す。ほっとして、カプチーノだったはずの氷いりエスプレッソの残りを飲み干す。会計して外に出ると、今日の総仕上げのように盛大に吐しゃ物がばらまかれていた。日曜の夜、悪い夢のなかのようなサイゼリヤより。明日は月曜日。

 

床にめり込んで3時間

2025/06/30(月)

退勤。帰路、ひさーしぶりに太陽沈んでいくとこを見た。毎日こんな劇的なことが起きてんのにそれを見てへんのや、と、こういう夕陽見るたんびに毎度えええ、となる。なんでこれを見ずに働いてんにゃろ。年に何度か思うこと。


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2025/07/01(火)

今日から七月だな、と1日のうちで3回くらい思った。何か決意表明したほうがいいかな。生まれ変わるぞ、とか。

労働のち帰宅。ヨタヨタと帰ってきて、へたりこんで、床にめり込んで3時間とか経ってしまう日と(それは昨日)、同じく働いたはずやのに、すたすたすた、と動ける日(今日)があるのはなんなのかなあ。40年生きてて分からへん。そう、分からへんゆえに、仕事ができひんし、信号はいつもたいてい赤で、その向こうで乗りたかったバスは発車し見送るばかりなんである。

 

2025/07/02(水)

昨日届いていた、よしいさんからのお便りを開封する。神戸で展示をなさる案内状を郵送くださった。

展示の情報は、ネットで確認することができるし、とふだんであれば固辞するのやけど、よしいさんが、“お便りを”と書いてくださっていて、お言葉に甘えていただいてもいいのかも、とお送りいただいてしまった。

封筒に住所を手書きで記してくださっている、その文字の形から、封をしているマスキングテープまで、全体の佇まいが愛らしく端正で。

あー、今書きながらわかった、よしいさんの作品も、よしい通信(フリーペーパー)も、すべては“愛らしく端正”なのや。言葉になってすっきりした。

ゆっくり拝見したい、と、先日そのうちカフェでいただいた青梅を漬けたシロップに氷だけ入れておともにする。お酒ならばロックというはず、と検索し大人の気分で氷いりシロップをなめる。そのうちカフェは、昨年によしいさんが展示をされたカフェ。梅シロップを入れたガラスのコップは、横山さんのコップで、6年前に六甲のギャラリーに横山さんの展示を観に行って、帰りに寄ってみたカフェが、今回よしいさんが展示をなさるカフェ。わたしにとっての符号ぐるぐる。ありがたいとしか言いようがなく、こういう瞬間を見つめて、今日も一日どうかひとつ、とやっている。


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ただ願っていい

2025/06/24(火)

朝の地下鉄の改札。ひとつだけでいいので一方通行にしてくれ。ちょうど電車がついたタイミングだと、ナイアガラの滝みたいなこちらに向かってくる人の波を見極めかいくぐって改札を抜けなあかん。これだけで、もともとみっつしかないハート(HP)のうちひとつを削られたような気持ちになる。人混みを歩くのとかも天性の下手さがあると自負してる。こんなどんくささでは都会では2秒と生きていられないだろうきっと。


夜、ちょっと久しぶりにサイゼリヤに行く。サラダ、ごはん、ハンバーグ。最後にティラミス。なんかどうしてもティラミスもう1個食べたくなって葛藤しながらももっかい注文。同じ店員さんが持ってきてくれはって、“あれ、この人たしか、あっ(食べ終えたティラミスの皿に目線)ええんかな”の雰囲気を感じながら受け取り、比喩ではなく2皿目も30秒くらいで食べ終える。ティラミス2皿分の洋酒で心臓パクパクしながら、ほろ酔いの勢いで日記をアップロードする。ぶんたかたった。


2025/06/26(木)

労働。会員さん入会訪問時のメモに「亡くなった旦那さんが絵が上手。」とあるのが目に入る。これも、子供が目が合うたび笑ってくれた、と書き残してた先輩による記録。もっと話したかったな。仕事では先輩やけど、たしかひとつかふたつ、年下やった気がする。


帰路、バス停まで歩く途中、大きな交差点の横断歩道を渡っていたら、赤信号で停車中のタクシーから軽いクラクションが鳴った。ん?と、顔を向けると、3年くらい前に退職しはった元同僚が運転席から手を振ってくれていた。お客さん乗せてはったのに、クラクション鳴らしたもんやから、ぺこぺこ謝りながら、手を振ってくれていた。弾けるように嬉しい気持ちでいっぱいになった。


横断歩道を渡る手前、歩道に立っているポール(車線分離標というらしい、調べた。)からはがれかかったテープがひらひらと西陽を受けていて、なんて綺麗なんやろ、と思いながら、でも立ち止まって写真を撮る気持ちにはなれへんかったんやけど、道路の上で手を振りあったあと、進む歩道の隅の草が同じくとても綺麗に見えて、それはスマホを取り出して写真におさめた。


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退職しはったあと、タクシーの運転手してはるっていうのは、1年か2年か前に聞いてたんやけど、なんかふと最近それを思い出して、タクシーが走っていたら、運転席を見てみるようにしてみよ!としばらく試みていたのやった。ほんとにささやかなことやけど、こういうことが起きると、ただ願っていいのやった、とハッとする。でも、とか、どうせ、とかは踏み越えて。私にとって中村一義で言うところの「魔法を信じ続けるかい?」であり、いしいしんじの「熊にみえて熊じゃない」の“人間をやっている”ということ。それを目指す・信じているという気持ちを手放すまいという姿勢でいること。ラッキーストライクは眼前にあらわれる。

 

 

ところで憤怒って言葉は

2025/06/21(土)

16時まで寝てた。途中起きて、バナナを2本食べた気がしてたけど、どうも1本だった模様(冷蔵庫に1本残ってたので)。

ヤフーニュースの見出しで“過酷売春”という初めて見る言葉。記事は読んでない。



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2025/06/23(日)

夕方、道を歩いてると、パーソナルジム(と書いてあるのでそうなんだろう)から二人連れが出てきてスタスタと先を進んでいる、その後ろでジムのシャッターが降りていっていた。従業員やったらシャッター降ろしてる途中でなんかあったらあかん、降りきるのを見届けて帰ろう、とか思わへんのか!と憤怒の感情がわく。面白がってこどもとかが滑り込んだらどうするねん。パーソナルジムなんてこの先も縁のない場所やろけど、なんかしらで通わなあかんようになったとして、ここには絶対の絶対こうへんぞ!と心に刻む。ところで憤怒って言葉はぷんすか怒ってる感じがして語感がおうててええですね。ふんどふんど!なんでか恐竜が火山をバックにぷんすかしてる絵がうかぶ、と思ったらば、これはあれや、小学校入学の時に買ってもらった淡いピンク色(だったと思う)の、かわいい恐竜型目覚まし時計のアラーム音「ぶんたかたった ぶんたった おっきっろ おっきろ おっなかがす・い・たー!」や…ふんど、も、ぶんたかたった、に引っ張られてる気がする。なんだこれは。はっはっは

いつものような空腹

2025/06/16(月)

労働。昼休みコンビニに出ると、完全に空などが夏仕様になっていて、気が遠くなる。蜃気楼がみえる(嘘です)。


昼休みメガカフェラテ飲み、夜お風呂上がりに久保田のアイスキャンデー食べる。どちらもだいたいふだんなら、やっぱやめとこ、と自制するとこ、なんか今日はあと一歩の一歩が出る日やった。一歩踏み出した結果、なんかちゃうかったと後悔する日も多いけど、今日のは出すべき一歩やったっぽかった。自分の気持ちのことやけど、どうしたいのかってちゃんと感じて決めるの難しい。


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今日はシャワーしているときに、ふと、「なかなかに辛いこともあったけど、概ねもう大丈夫そうです」と浮かんだ。シャワーしているときに浮かぶことは、“あっちからきたこと”みたいな感覚がある。手紙届いたときみたいな。わたしもう間もなく大丈夫になるのかもしれない。


2025/06/17(火)

一番涼しい服装の手札を切ってしまう。この先どうすれば。

労働、そして昼休みコンビニに。ケセランパサランみたいなのをふたつみっつ見る。ふわふわ漂う綿毛見上げてきらめくみたいな気持ちは最初の一個まで。淋しい大人や。


2025/06/18(水)

きのう、静岡へ日帰り出張だったと妹からもらったお土産、ようかんパンを食べる。かわいい。美味しかった。

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労働。会員さんの情報に、ご入会前営業担当が訪問した時の記録として「子供が目が合うたび笑ってくれた」と書き残されているのが目に留まって、喉の奥がぎゅっと詰まる。これを書いた人は先輩で、異動して、身体を壊して退職した。お元気らしいと聞いてる。


2025/06/19(木)

昼休み、コンビニに行くまでの道で植え込みに投げ捨てられてたチップスター梅味の箱。へーそんなんあるのかあ、と思っていたらコンビニで売ってたので買ってしまった。

ねばねばそば食べたあと、チップスター梅味ひとつ丸々食べてしまって胃をやられる。ダメなんだ私、ポテチとか油もの。夕はんもろくに食べられずうずくまっている午後十時半。


2025/06/20(金)

昨晩は、胃腸の痛みと苦しさで、いろいろと悲しくなってきて、みんな幸せだといい、私はちょっと人生向いてなかった、と思いながらしくしく泣いて午前二時前ようやく眠った。

ほぼ良くなり、ヨタヨタと労働に。

電車内から、髪の毛に寝癖のついた男子学生がホームにいるのが見えた。寝癖つけながらもなんだか美しい人で、少し前に読んだ漫画「いやはや熱海くん」の熱海くんみたいだな、と思う。


夕方、いつものような空腹がやってきて、回復を感じ嬉しくなる。

退勤。道端で蜘蛛が立派な巣を張っている。2枚ほど写真を撮って、声に出して「立派」と蜘蛛に向かって言っていた。


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こんぺいとうを一粒もらって

2025/06/13(金)

代休。アプリが“前月の合計を超えた支出があります”というてくると、そのたびに心のなかで間髪入れず「うるせえ」って思って終わり。家計簿アプリ向いてない。

 

髪を切ってもらいに。美容師さんがフランスに行かはったとき、日本食のレストランの看板に“ふじやき”とあったのを見たけど、あれはおそらく“ふじやま”で、なんとかという海外ドラマの日本人役“マシオカ”は、マツオカを見誤ったものだったりするんでは?の話が、そんなこと考えたこともなかった、と目からウロコ。あと、フランスでは、京都の知り合いにばったり会ったことが二度あるとのこと。私も過去、ロサンゼルスの空港で中学の先生にばったり会ったことがあること、ドイツに暮らしているという日本人の女性と、半年くらいの間に静岡・京都・奈良でそれぞればったり会ったことがある話をした。十八番のトークを披露できてうれしい。この日記を読んでくださってる方も、いつか会えたら聞いてください。


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↑この標語、たぶん自分が小学生くらいのころから、あちこちで見かけていて、ずーーーっとなにか引っかかりがあったんやけど、今日初めてなんでなのかが言葉で浮かんだ。自分のことを“大切”と思っていることが当然で、自分のことを蔑ろにするしかない人の存在を消し去ってないかって。

 

んで、髪を切ってもらったあと、ロイホでハンバーグにパフェ。すっかり満たされ、ドリンクバーとともに「日記のおかげで正しく狂えた」を開き、あとわずかだった数ページを読み終え、しばらく泣いた。斜め前の席のおじさんとおじいさんのあいだくらいの年の頃に見える男性の関西弁がやわらかい。私も一人称が「僕」のじじいになりたかったな、とばれないように少し見つめる。


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ロイホを出て、そのうちカフェに行く。途中、前に住んでた家を眺める。今は、簡易宿泊所的なやつになってる。裏のマンションから、異国の言葉で、女性がめちゃめちゃに怒ってる声が聞こえて、言葉の意味はわからんけど、その淀みのない口調に、何かを鑑賞したような気分になる。

 

そのうちカフェ、一席空いていてすんなりお邪魔できた。ちょっと久しぶり。10分に一回くらい、公園の小学生が駆け込んでくる。こんぺいとうを一粒もらってうれしそうに公園に戻っていく。ほんまに、かけがえのないとこ。

昨日は、愛知のご実家で梅を収穫してきた、とのことで、なんとたっぷり一袋青梅をいただく。何年か前、ジップロックで梅シロップ漬けました、と話したところ、大きめのジップロックまでくださった…何から何まですんません。


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↑弁当に見えますか?

 

うね乃の惣菜屋さんで、たっかいおべんと買って、いっぺん帰宅。梅を冷蔵庫にしまって、たっかいおべんと食べて、TOHOシネマズ二条へ。タイタンシネマライブを観に。そういうのをやってるっていうのはなんとなく知ってた、程度で、今日のは友達から空気階段が出るよ!と教えてもらって、ほなら行ってみよかな、と。

しかし、隣の席のおっさんが、上映前から仕事の愚痴を連れの女性にぶつぶつ言い続けてて(女性は相槌すらうたない)、上映始まっても30秒に一回は溜息、そして転換中は必ずスマホを触り続けて(出番の人によっては漫才やコントの間も)、ずっとずっと不快で来るんじゃなかった、と思い続ける2時間やった。

 

ああ、でも、ウエストランドの40代らしい悩みなにかないのかよ、という漫才で、河本さんが、「大事にしてたプリンをお母さんが食べちゃったんだよ〜」という悩み?を言うと、井口さんが、「(自分が)40歳を過ぎたら、親なんて大事にする一択なんだよ、これが、こう!これが、こう!なんだよ!(これ…力道山ポーズ/こう…腰の曲がった老人ポーズ)あの大きかった背中がこう!」って言ってて、あれは危うく泣くところだった。

 

劇場を出て、バス停まで歩く中、向かいからきた三人組(会社の同僚仲間とみた)の、真ん中の男性が「まぁ〜僕も若気は至ったなぁ」と言うのが聞こえた。意味が分かるようで分からず、頭の中で反すうするけどやっぱり分からん。至り終えました、てこと?

 

2025/06/14(土)

普段土曜日お休みやけど臨時で出勤。いちんちずーーっと雨。

働きながら米のことを考えているときに、昨日の爆笑問題の漫才を思い出してぶふっ、と笑ってしまう。

時事問題を漫才で笑うっていうのは、解決にはならへんけど、一瞬確かに軽くなるのやな。まあでも、もっぺん行くかと言われたらもうええかなあ。

 

帰り、実家に寄る。妹の誕生日でケーキもよばれる。何か欲しいもの教えて、と言いそびれて帰宅。

 

2025/06/15(日)

椅子受け取りの日。12-15時の指定やけど、ほんとうに何も手につかない。間の悪い人間なので、お手洗いに入った瞬間呼び鈴鳴りそうで心がしわしわになる。

13時過ぎ、無事受け取り、イメージのとおりの椅子で浮き足立ちながらひととおり拭く。

受け取りだけで今日の精神力を使い切ったのでロールケーキを食べて寝る。

自分の部屋に、いいなと思った椅子が置いてある喜びを夜までの間に二度三度感じる。テーブルを買わんと。

出町座に「ロボットドリームズ」観に行きたいと思いながら、部屋に掃除機をかけて、エアコンのフィルター見てみるなどしてたら、したたる汗をどべどべにかいてしまい、映画は諦めてお風呂に入った。映画は一度行かなくなると、行くリズムを取り戻すのがほんまに難しいんだな。

金曜にいただいた梅を洗って、眠い目をこすりながら氷砂糖といっしょにジップロックに封入。美味しいシロップになりますように。


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小袋をうまく開けられない日

2025/06/09(月)

労働。取り立てたことなし。

帰路、百日紅の花が咲いてるなあと今季初めて気づく。

 

2025/06/10(火)

土砂降り。通勤電車の窓に映る自分の髪の毛が漫画のように跳ねててそっと笑う。

勤務中、お手洗いで鏡を見ると、髪が跳ねすぎて一回転し「6」みたいになっている。苛烈〜と心のなかで言う。

昼休みコンビニへ。嵐のような雨風の中、コンビニの薄い薄い軒先ともいえへん軒先のした、オムそばとか、キャベツ焼きみたいなんを立って食べる男性がいはって、苛烈〜と心のなかで言う。百日紅のピンクの花が目に入る。そういや、昨日見たのもピンクだった。ピンクから先に咲くのかな。このあたりの街路樹として植わってるのは、全部で3色。白とたしか黄色のはず。


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退勤。お手洗いで、もう髪型が少年アシベのようになっていることを確認。外に出ると、窒息しそうな湿度で、久々に「水中、それは苦しい」を思い出す。ええバンド名やなあ、と年に数回こういう時に思い浮かぶ。曲は聴いたことがない。歩きながら、百日紅はピンク白と、あと1色は黄色じゃなくて、紫や!と思う。


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2025/06/11(水)

労働。

昼休み、眠く、「Dr.スランプアラレちゃん」のガッチャンは、ねるとき“くぴぷー”って言うのはあまりにも可愛いよなあ、と思う。鳥山明は可愛い人だったんだろうな。

 

2025/06/12(木)

労働。お昼にローソンのねばねばそば食べようと、つゆの袋を開けた時に、中身をちょっと飛ばしてしまう。キーボードなどにはかからず、セーフ。(自分のデスクで食べている。)その後、ワサビの小袋を開けたときにも自分の服にちょっと飛ばしてしまう。小袋をうまく開けられない日。

ローソンのレジが、“研修中”という札をつけた、海外の人と思われる女性で、とても丁寧な日本語で、丁寧な接客をしてもらった。

今の家に引っ越す前、五条に住んでいた時よく行っていたファミマも、一人「ありがとうごじゃります〜」って言ってくれる丁寧な接客の海外の女性の方が働いていて、その後どんどん従業員が海外の人ばかりになって、「ありがとうごじゃります」が伝統として受け継がれていっていた。コンビニの店員さんが海外の方ばっかりやと怯んだりするけど、ここのコンビニはみんな異国の人でも安心してニコニコだった。コロナ禍になってから、その元祖の女性は見なくなってしまった。たまに、お元気だろか、と思う。

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帰宅。結構大きめの蜘蛛がいる。出ていってもらおうと試みるも失敗。へたりこんで立ち上がれないので、テーブルに置いていた「日記のおかげで正しく狂えた」の続きを読む。紙の本は、あともう少しで終わるんだなあ、って思うともなく手指がわかってる感じがする号泣。