浅はかさをちゃぷちゃぷと

日曜は仕事お休みなんやけど、やらんなんこと終わっていませんので今日も職場に。

 

職場へ向かう道中、地下鉄の車内にて、スマホツイッター見てると、素敵な漫画を描かれている、ひうち棚さんという方が、「関西コミティア出店してます、パルスプラザ」というようなつぶやきを投稿しておられ、えええ!と両手で掲げたスマホを目の前に持って来て飛び上がった(イメージ)。

パルスプラザ、職場から徒歩10分ほどなのです。かねてより、ひうち棚さんが手づくりされている人形がかわいいなあと気になっていて、投稿された写真にはその人形も並べられていて。

コミティアというのはどんなイベントなのかもわからんけど、でも、居ても立ってもいられない気持ちになり、職場に着くなりリュック投げおいて、暑かったので上着も打ち捨て、ずた袋つかんですぐ出発した。朝、部屋の窓が結露(今季初)してたのが嘘みたいに、外を歩くと暑く、汗をふきふき到着したらば、入場には千円の冊子を買わねばならなかった。

 

おおお、とのけぞり、くるりときびすを返す。入場料的な発想がなく、出発する前に調べるなんてこともしていなかった。そうか、入場料。今日はなんとかやり切らねばならないことをやりに職場へ出てきてるわけで、ゆっくり見て回る時間もなく、あの手びねりの人形も売り切れているのかもしれないところ、千円払う勇気がなかった…。

 

自分の浅はかさをちゃぷちゃぷと進むように来た道を戻る。途中コンビニでカップのカフェオレを買い、会社まですぐそこなのに、そして、そんなのどが渇いてるわけでもないのに、行儀悪くも歩きながら飲もうと、ストローを差しにかかって一瞬の苦戦ののち、貫通した瞬間カフェオレを右半身に浴びた。ところを、向かいから歩いてくる職場の人に目撃された。

そうそう、わたしってこんなんだよなあ、と、染みをふきふき、そこからはもう、大人しく作業にかかる。5時間くらいがんばった。

おかげさんで、昨年のように終電ぎりぎりになることはなくなんとか終わり、我が身ねぎらうべく珈琲も飲みに行けた。

 

しかし、コミティアどんなやったんやろうなあ。パルスプラザへ向かっていく人たち、複数名で連れ立ってるのにほんとに静かやったなあ。

 

無事いちおう終われたんで、妹、姪っ子が来ている実家にも寄れたけど、向かうバスの車内でビアリストックスの新しい曲を聴いていて涙が出た。「郷愁」て浮かんだ。遠きにありてというほど遠くに行ったこともないのにな。ビアリストックスの音楽は、どうしてこんなに優しいんかな。色んな種類の優しさを見せてもらってるような。おしゃれで、かっこいいのも確かなんやけど、通底してるのは優しいとか大きいとか、そんななののように思うなあ。またライブに行きたいな。

 

はて、仕事、まだ完全に乗り切ったわけじゃないし、また一週間粘り強くがんばらねばならない。そしたらば、次の休みは、冬用の服出して洗濯したり、部屋どこに何しまうか考えたり、喫茶店行ったり、映画観たりなんだりしたいな。あー、お蕎麦も食べたい。歩粉のかぼちゃのデザートも食べたい。絵も観に行きたいのだった。ああ、あれこれ出てくるわー。秋はなんかたのしそなこといっぱいあんなあ。がんばろかいな。みんなお気張りください。どうぞ、あたたかく。


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