実感が消えないうちに・似合ううちに

自分の頭髪の黒さを改めて思う日射しです、という書き出しで、手紙を書こうと思ってる。

 

その前の前は、「いよいよ暑くなってしまうんだな、と怯えるような心持ちのこの頃です。」、前は、「この夏は祇園祭がありません」。

ぜんぶ、書き出しだけ思い浮かべて手帳に書いてみたまま、その季節が終わってしまった。

 

果たして今回は、その実感が消えないうちに、似合ううちに、書けるかな。

 

2週か、3週前のたぶん土曜日、朝、通勤路のホームに降りたら、ベンチでじいさんが、ちくわをハサミで切りながら食べてた。じいさんの休日。

 

あとなんかもう一個心に留めたこと書こうとおもたんやけど、忘れたな。

 

今日は、3回目の歯医者に行き、鍼に行き、ロイホに来た。

歯医者は下手というか、荒い人だと分かってきた。言葉は優しげな、丁寧な人にみられたい荒い人で、スタッフに対して機嫌のむらもあるようだな、と思う。

先は長いけど、全部一旦済んだらここにはもう来ないなあ。あとどんくらいかなあ。何分の3なのだろう、今。

 

仕事は、山口さんがついに退職してしまった。葛藤とか、思案してみたこととか、言葉にも行動にもせず、悩んだ末に傍観しかしなかったね、と思う。歳を重ねるほどに、わからへんことばかりになっていく。

 


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職場の前の道、街路樹は百日紅。3色ある。2色しか撮らないうちに盛りが終わる。百日、なのにねえ。