先週木曜から冷蔵庫に入れたままだった柿をふたつむく金曜の夜やった。
同じく、先週木曜から冷蔵庫に入れたままだったりんご（秋映）をむく今日の土曜の昼過ぎ。
ようやくちょっとほっとしてるんだな。
美容室で前の方が終わるのを待っている今、BGMの海外の曲が、はっきり「渦巻いてるやーんやーん〜」と聴こえて、ああ！空耳！と思ったけど、投稿する先がないのだった。そやんな、タモリ倶楽部もうないんやんね。
ああ、んで、柿をむいているときに、うわー、「秋」がそのまま手の中にあるよう、とおもたということを書いておくことをしてみよか、と、おもたのやった。
あの、柿の、橙色のような色はなんていうのやろ、と、“柿の色”と検索したら、そのまま“柿色”
と出てきた。柿にわざわざほかの果物を充てなくても、柿色がそのまま言葉としてあった。
まあその、深くこっくりとしたというのか、その柿色に、葉っぱのかすれたような渋い緑が、「秋」そのまんまのようやなあと。秋のイデアが手のひらに…みたいな。
柿の色をなんて言うのか考えて一番に“橙色”て浮かぶのは、たぶん、色えんぴつ、クレヨン、クーピーのなかのオレンジをだいだい色って呼んでたからな気がする。それが、かき色、だったら柿の色は柿色とすぐ思うんやろう。だいだい色で育ちましたんで。あと、はだ色、もあったな。今違うんやんね、たしか。野蛮とも素朴とも言うのやろう。良いとこも悪いとこもあるな。
柿はそんな水分の多い果物ではないと思うけど、乾いた喉に沁みいるようで、ごくごくと飲み込むようにすぐ食べてしまった。今回のはほってたためにちょっと熟していたこともあって、より、するすると。身体に必要な感じがする。季節の果物は身体に「入れた」方が楽な感じがなんかする。食べるっていうか入れるって浮かぶような感じ。食べるんやけどさ。
写真撮っといたら良かったかな。
金曜の朝、通勤路で。
なんか写真撮ってたかしら、と柿食べながら夕べ写真フォルダ見てみたらこれがあった。
あー撮った撮った、そういや撮った。葉っぱに重なる陽射しがなんてきれいやろう、と思って立ち止まってまで撮ったのやった。
そんなことも労働のあいだにきれいさっぱり忘れてる。写真撮ってなかったら完全に忘れて思い返すこともない。わたしは何をどのように生きてんのか。
はて、髪も切りまして、明日は大阪いこかなとおもている。まあ、起きた時やる気があればくらいのもんやけども、今んとこはいこかなとおもている。今度、名古屋である、前野健太さんと甫木元空さんのライブと映画の上映行きたい気持ちあり葛藤したけどそれは、名古屋まで行く＋オールナイトイベントに耐えうる体力ではない＝やめとく とした。何度かチケット購入画面で座席を指定してみてにらめっこしてやめた。いやー、「ライブテープ」もかかるんやったら行ったかもしれん…。京都か大阪でもやってくださいませんか…みなみ会館よ…なんでなくなっちゃったかなあ、ほんと。
ほんま、恥ずかしながら引っ越しの片付けもおわってへんし、やりたい、やらねばのこと置き去りに寝てばかりいるからな。ちょっとずつでもがんばるぞ。
↑会社の方からいただいた、宮津の joujou coffee and bread というとこのクッキーがとびきり美味しかった。京都から宮津へ行くバスに乗れば、海沿いを走るらしい。海いいな、すっきり全部片づけて、遠くに行きたいな。
