明るいひらけたところ

ユーチューブで、星野源の新しい曲を聴いていて、わたしは「イエローダンサー」のアルバムのあたりの星野源が好きなんだと改めて思った。


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自分がそう感じている、っていうだけやけど、あの、「SUN」とかは、上方から射す光に向かって、真っ暗な深い暗いところから、光をあてに向かっているようなイメージがわく。逆光のまぶしさ。太陽じゃない光源の。あれ、SUNやのにな。でもとんでもない光量の光を向けてる。


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勝手な想像やけど、身体が傷つくというのは、それも、命に関わるような痛みや傷を負うというのは、当たり前やけど、言葉になる前の場所というか、本能のようなところが深く深く傷を負う、めちゃくちゃに悲しいことなんやと思う。すぐ前に出した自分の手すら暗さに飲み込まれるような、深く深く暗い場所から発する、その場の闇にも拮抗する、まぶたの裏に焼き付いてしまうような眩しさで。

 

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今日途中まで聴いた(途中までしか聴けなかった)新しい曲は、明るいひらけたところで滲み出るように発光してるみたいと思った。


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この曲をしみじみいいなあ、と思える瞬間がきたりするかな。流行ってから何年かたって好きになったり良さを知ったりすることが多いから(プリクラとか、ルーズソックスとか、フィッシュマンズとか、サニーデイ・サービスとか、とか)、何年か経ったらまた聞いてみよう。

 

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