白湯が白湯を呼ぶ、と言って良いのか、
お白湯を飲んでいると、
次々喉の渇きを感じる。
夕刻、西陽のさす、わたしの部屋。
2月1日に、「書くことの重さ 作家佐藤泰志」を観に行って、
「海炭市叙景」の文庫を買ってから、
ちょびちょびと読んでいるけど、
まあ、進まない。
こわばり、張り詰め、
弛緩させない文章。
川上弘美さんの文が、かまぼこやとしたら、
佐藤泰志さんは、冷えた薄い鉄板、やな、
などと、湯船で考えたきのう。
日記帳ひらき、また、ぐりぐりと、
ドクロマークを記すきょう。
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