立命館大学まで、
フレデリック・ワイズマン監督の
「福祉」(1975)を観に行ってきた。
観終えて、呆然としてしまった。
アメリカの福祉局に、
援助を求めてやってくる人と、
その対応をする役人、警備員を、
建物から全く出ることなく、
ただただ映したドキュメンタリー。
…なんやけど、2時間半超、
一秒も余すことなく、映画やった。
わたしは、これまでワイズマンは、
「クレイジーホース パリ」しか観たことなく、
あれ、面白かったけど、でも、
ワイズマンはだいぶ丸くなってはったんやなあ、と感じた。
「福祉」、キレキレでした。
他の作品も、観たいなあ。
今回の上映は、
立命館大学映像学部の、サークルかなにかの、有志による上映会で、
16mmフィルム上映でした。
上映後には、川村先生によるミニ解説もあり、
混乱していた頭が、すこし、落ち着きました。
今回が第一回目とのことやって、
是非、回を重ねてほしいなあ、と思いました。
ああ、いつも、なににもならない、
くだらないことしか書いていないのに、
割と真面目に書いてしまった。
真面目なわりに、役にも立たず、
面白くも書けなかった。
面白い映画だったのに。