あるべくようにいたい

3日ほど前から、自分の髪で編み込みの練習をしている。
三つ編みはできるんやけど、
編み込みはしたことなくって、
髪が伸びてきたこともあり、
この度、ネットでやり方を検索して、挑戦してみている。
幼稚園のころ、母が時間のある日は綺麗に編み込みに結ってくれていた。
大変難しく、今のところ、日に日に下手になっている。
もうちょっと続けてみるぞ。

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今日のおやつ。
ふたばのまめもち。
さらさら、むにゅむにゅ、
ほろ、ほろ、うるうる。

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数日前、テレビで、
タレントさんが神戸の街を歩いて、
出会う人たちのお話を聞く番組で、
印象に残った人がいた。

ステンドグラス職人で、もともとは銀行員だったというおじさん。

ある日、どこだかでステンドグラスを見て、これをやろう、と何故か強く思い、
奥さんを日本に置いて、イギリスに渡った。

着いて、街を歩き、ガラスをみていると、
初老の男性に、「ガラスが好きなのか?」と声をかけられた。
それで、「はい、特にステンドグラスが好きです」と答えると、
良い所を紹介するから、ついておいで、と言う。
着いた先は、とても有名なステンドグラスの工房で、
早速次の週から働けることとなり、
いざ出勤してみると、実は初老の男性が、そこのオーナーだった、という話だった。

たぶん、大なり小なり、
人間の時間には、こういったことが散りばめられているんだろうと思うし
(そうであってほしい、そうであって下さい、を含む)、
大なり小なり、の、そういった事物を見ることが、
人の生なんだろう、と思った。

あるべくようにいる、ということを心に持っていたい、と、
改めて思った。

そしてまた、わたしは、いしいしんじさんの小説と、
いしいさんご本人に、
こういったことを感じるので、
いしいさんの本が好きなのだな、
と、いしいさんを思い出した。

引越しを終えたら、
鴨川で読みかけの「京都ごはん日記」を読みたい。