2025/11/17(月)-2025/11/19(水)
月曜、朝起きると左耳がぼわーとしていた。つばを飲み込めば治るかな、と、そのまま家を出る。職場に着いても治らず、職場の人のお知り合いが突発性難聴になられた話など教えてもらう。電話応対の多い仕事なので、電話機を左側から右側に移す。受話器を左手でもって、右耳で聴いて、右手でタイピングする。退勤のころには、背中の変なところが筋肉痛みたいになっていた。
火曜朝、一晩寝ても治らず、昨日教えてもらった話によると、受診が早いほどいいとのことだったので、遅刻させてもらうことにして、病院へ行く。
歩いて15分ほどのところが最寄りの耳鼻科のようで(グーグルマップありがとう。わたしはインターネットネイティブの世代ではないので、これがなかったらどうしてたのかしらん、とこういう度にいちいち思う。誰かに聞きに行くのかな。どこに?誰に?)、普段通らない道を歩く。

神社の前、看板に「囀市 毎月18日」とあって、ん?あれ?今日18日?と、ちょっと通り過ぎたのを戻って、中を覗いてみる。

はじめてまいりました、と本殿?に手をあわせて、ほんとうに数店だけの出店のなかから、具にかまぼこがはいっているのがいいな、と思って巻きずし(350円)と、ちりめん山椒(たくさん入ってる・650円)を買う。「ちょうど千円。」見たことのない鮮やかな桜柄のビニール袋におばちゃんが入れてくれる。

(見たことのない鮮やかな桜柄のビニール袋)
耳鼻科では、“突発性難聴”のとの字も聞かず、耳の中に薬をぬられ綿を詰められ、鼻から吸引機で白いもやを吸い、明日か金曜にまたきてください(木曜はやすみのため)、と言われて2,650円支払って終わり。
ぼーっとしたまま出勤して、しゃべると耳に詰められた綿のために、自分の声が反響して気がおかしくなりそうになる。耐えられなくて、つまんで綿をとった。

(お昼に食べた。かまぼこが魅力的です。巻きずしにはきゅうりは必須派です。)
水曜、もう、今日は遅刻じゃなくて半休とらしてもらお、と、午前半休の身ににて通院。前日自分で綿を引っこ抜いたことを叱責されるだろうか、とびくびく自白。そんなんええよ、みたいな感じでほっとする。だいぶん腫れもひいてるので、このまま治ると思うから、どうもなかったらもう来なくていいよ、といわれて650円だったか。
先日北山のロイホの件により、久々五条のロイホに行きたい気持ちだったので、堀川通りからバスに乗ることにして歩く。陽ざしの良い日で、気持ちよく歩く。

理髪店の外観が好きです。

堀川紫明の交差点。堀川通のいちょう並木すきや。

ここの公園で、あのベンチに座って泣いていた気がする。なんで、とか、いつ、とかなにも思い出せなかったけど、ベンチに座って泣いている自分がまだそこにいるみたいに感じた。
バス車内は、海外からの旅行者が合計で5個くらいスーツケース持ち込んでいて、地元のおばあさま方がめちゃくちゃ不機嫌やった。5、6歳の子供の背丈くらいありそなスーツケースもいくつかあって、怒るのもやむなしですわ。
みんなのイライラムカムカの怨念うずまくバスからトウっと飛び降り堀川五条。ひさびさ、かつてのホームグラウンドのロイホである。
意気揚々参上した割に、事前にロイホホームページで見ていたランチメニューがここにはなく、さらにセットのスープも忘れられて提供されずちょっとしょんぼりする。


もうきっと、わたしのホームのロイホは北山なんである。五条のロイホに決別を告げ、まだもうちょい時間があったので、西本願寺さんのいちょうみてみよ、と寄り道。






前に、西本願寺さんきたときは、季節のものが気づいたらすべて過ぎ去ってる、と、近くに住んでいたけど、身体がしんどくて必死の気持ちで観に来たんだったな、と思い出した。
あの時に比べると、ちょっと寄ろうかな、で、やってこれた今日はうそのようかもしれない。ほんとうにこんな日にたどり着くんやな。
周りから見れば、お金も恋人もなにもなくて中年で、たまにちょっと破れた服とか着てるし、労働も、その人間関係もうまくやれへんしどうしようもない残念な人と判断されるのかもしれへんけど、将来の不安もずっとあるけど、もうでもいいよ。十分や。


信号を待っていて、この灯篭?の台座に獅子らしきものが施されているのが目に入って、精緻なもんですなあ、と感心する。自分の年齢が重なってきていることをこういうときに感じる。
んで、このあと先述しました伝道院さんをほおお、と眺めて労働に向かいました。

こういうなのが好きなのは、もう高校生くらいから確立?していて変わらない。
(おまけ・↑のひよこを撮ろうと頑張っていたら雨がぱらついてきたので、そやったそやった、ここには最高の絵画ゾーンがあるんでしたと地下に入りました。とりわけ好きだったものを。)



おわり
































































