おおきなもののほとんどは

また失職した。

っていう書き出しもどうなのかと思うけど、まあ、その。八月下旬に退職して、八割がた死に体の毎日である。

 

いつまで続けられるか判らない、と思いながら、こわごわ一ヶ月ずつ通勤定期を買っていたので、ほどよくバスの定期も切れてしまって、今夜は実家から、久し振りに徒歩で帰宅した。

 

その途中、みなみ会館があるので、これは、と思い、そろり、前を通ってみた。

 

f:id:varjoja:20190903001354j:image

 

九条通りに面したところに素敵なちらし入れがあって、この、再開カードをあの人と、あの人に送るぶんと、自分のと…と頂いて、さて、と歩いたところで外階段を知った人が降りてきた。

「やまもとさん!やまもとさん!」と二度呼んで無視されて、「おお、藤原さん。不審者は無視しようとおもった」と言われながら、ネットで見ておしゃれで入れへん…と思っていた館内に入れてもらった。

最終上映の終わったロビーで、おしゃれですねえ、とびくびくしながら、上映スケジュールと「サタン・タンゴ」のちらしをもらう。

 

3つあるスクリーンのうち一番大きいところでは今週「ボヘミアンラプソディー」がかかっているそうで、未だ観ていなくてそれは来たいです、と言うと、無類のクイーン好きである今やベテラン映写技師のやまもとさんは「今日もこれ着てるねん」と、フレディが王様の格好をしたかわいいTシャツの胸を張った。

そういや、やまもとさんは、上映作品にあわせてTシャツを着てくる人だった、人生楽しい人だった。やっぱり見習いたい人である。

 

無職なので、またちょいちょい日記を書きたい。ほんとは、無職じゃなくても書きたい。

リハビリなので、今日はこのへんで。

あ、タイトルは大して意味はないです。

明日はもうちょっと元気で過ごせますように。