夜に猫町へ

月曜日。

訓練校は仕事の決まった人と、差し迫って働かなくても大丈夫な人がほとんどなようで、差し迫って働かなくてはならないのに今日までずるずるときて、応募すらしていないのは私だけではないかという感じ。


今日はとてもくたびれた。

1時間居残りし応募書類の作成を行い(終わってない)、薬がなくなったのでお医者さんにも行った。

しかし1時間居残りしても、たいして物事が進まないのは、あれはなんでだろう。1時間残業しても、仕事が進まないのも然り。

お医者さんでは、薬の量が2倍になった。理由は寒くなってきたから。季節が変わっていってる。2週間前、はじめての煎じ薬で最初えづきながら飲んでたのが、今全然平気。

薬2倍になったけど、水の量2倍にすんのか聞くの忘れた。まあ、濃いのを飲んでも、量を増やしてもどっちでもいいんやろう。飲めそうな気はするな。はっは。


なんか、ここに再び書きはじめたのはいいけど、しょぼくれたことばかり書いているので、良かったことを書いておこう。

先週は、木・金・土曜と3日間連続ですこぶる美味しいものを食べた。


木曜は、夜、猫町へ。

10年ほど前に一度か二度と行ったきり、というお話をしたら、じゃあ次は猫町へ行きましょう、とお連れ頂いた。

10年と少し前訪ねた時には、薄暗くておしゃれな大人のお店だと、ただただドキドキしてた。

今回行って、薄暗いのではなく、ほのあかるい、のであり、おしゃれというよりも、とても味わいのあるところだと思った。見えていなかった、分からなかった美しいものが見え、といって、こちらを緊張させることのない、柔らかさと愛嬌あるものの並びと取り合わせに感嘆するばかりだった。

料理は全てに魔法の粉がかかっているかのような、脳がくらっとするような強い美味しさのあるものばかりだった。

店の雰囲気もあいまって、出る時にはちょっと外の世界がずれていそうだと、そして、たとえずれていたとしても目の前の料理を食べていたいと惹きつけられるような美味しさだった。


カリフラワーとパプリカのスープ。豚のリエット。小芋とさつまいものグラタン。マグロほほ肉の炭火焼き。赤足エビのフライ。ごはん、おつけもの。さつまいもとりんごのタルト。チーズケーキ。ほうじ茶。以上三名で。満腹も満腹だった。


しかし何がどうしてあんなに美味しかったのかわからない。先々週、階段から落ちた甲斐があった、いや違う、落ちたのも報われたな、なんて。


さつまいもとりんごのタルトは、タルト生地とフィリングの間に、ほろ苦いキャラメルが流し込んであって、タルト生地がリッチでしっかりしているから、フロランタンの趣があった。フィリングのさつまいもとりんごはしっとり濡れてた。思い出すだにうっとりする。


あかん。簡潔に要点をまとめて書くことができない。まだ木曜のことしか書いてないけど、今日はこれにて。


あ、写真は一枚も撮っていません。ので、歩いてて見かけたコロッケ定食の写真を。なんかこれだけ安かった。おいしそ。

 

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