お祭りに遭遇。
えいとーえいと。だったかな。
なんか、掛け声があって、わたしも言ってみながら自転車をこぐ。
梅小路公園へ。
シャムキャッツのライブ。
芝生にぺたと座るため、ハローワークでもらった求人票を2枚重ねて敷いた。
(決してわざとじゃなくて、どうしてもこれしかなかった。)
こんな開けた場所で、尻の下に求人票を敷きながら、ライブで聴いていて。
ままならなくて、苦しかったことが、流れていくようで、すこし泣いた。
ここ1ヶ月ほどの間、嵐のようで、
じいちゃんを亡くし、わたしは職が決まった。
まだなにも実感がなくて、なぜ採用して頂けたのかも全くわからなくて、じいちゃんや、ご先祖様、八百万の神様とか、そういうことなのじゃないかと思ってる。
なにか、わたしがどうのとかじゃない、もっと大きいことのなかで、定めてもらったような、そんな。
来週には、妹の結婚式で。
もう、家とか、家族、とか、そういうような概念みたいなのが、
ごごごごご、と、音を立てて動いているような想像が浮かぶ。
ー ー ー ー ー
シャムキャッツは、バンドやけど、どこかそれぞれがバラバラで、
なんかいいなあと思った。
それぞれに、ふにゃふにゃとして、てん、てん、と、少し離れた位置にいて、広々としながらまとまっていて。
いいな、好きだなと思っていたギターの音は、たぶんストラトキャスターのものだった。視力の悪い目で、遠目で見たから、自信はないけど、たぶん。
今手元にないわたしのエレキもストラトだから、嬉しかった。
戻ってくるかな。いつか戻ってきたら、シャムキャッツを弾いてみたい。