なんて、なんてことだろう

2015/09/12 土曜日

完全に無気力だった。
明日はがんばる。

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2015/09/13 日曜日

結果を先に書けば、今日も(ほぼ)がんばれず。しおしおのぱー…。
親戚のおじさんにおこづかいもらった。31才なのに。


また今日も、誰の声だかわからぬまま、ラジオを聞いてた。
聞いているうち、おひとりは松尾貴史さんだな、と判った。キッチュ、って呼ばれてる方だよな、たしか。と。

出演は、複数人、おそらく全部で四人
素敵な声の男性が、自分の好きな喫茶店について、
「あまり、話しかけられたりしない店が好きで。ちょっと、カップがちゃんと洗えてるか心配になるようなとこなんですけど、そこは、店員さんが放っておいてくれるんで。カフェオレ頼んで、砂糖を混ぜていて、これは、砂糖を混ぜているのか、もしかして、もとから入ってた…(笑)」というような、かなりかなりうろ覚えなのですが、そんなようなことを話してらして、
ちょっときゅんとしつつ、面白い方だなあ、と聞いていた。

その後も喫茶店のお話をされていて、また、この方が、
「お客さんに出したおしぼりで、テーブルを拭くお店ってあるじゃないですか。その前に、そのおしぼりで、おじさんが顔をふいていたのを見ていたんで、テーブルに、その、おじさんのエキスが…。ちょっと乾くまでノート置くのやめようかなあ、とか(笑)」
といったようなことを話していて、ますます好きだ、素敵だ!と思っていたら、この方は小説家の中村文則さんだった。

中村文則さんの小説はとても好きで、
初めて「掏摸」を読んだ時、
ありきたりな例えだけど、雷に打たれたような感じだった。

穂村弘さんの特集だから、と買った、普段はあまり手に取らない文藝に「掏摸」が載っていて、
それで初めて中村文則さんの小説を読んだ。

ジャンルでいうと、サスペンスだと思うのだけど、ちょっと怖くて、装丁の感じだけでいうと、あまりわたしは手に取らない雰囲気で。
けど、その怖さとか、内容は問題でなくて、
上手く言えないけど、この方が何を書いても好きなんだろう、と思う。
いや、内容は問題なんだけども…ジャンルは問題でない、というか。
また読んで、どう好きなのか改めて考えてみよう。

たぶん今回初めてお声を聞いて、声まで素敵だなんて、
なんてことだろうとちょっとドキドキした。
あのお声を聞きに、いつかきっとサイン会にでかけようと思う。不純。