今日は、ぶんぱくで「ニワトリはハダシだ」を観た。
森崎東監督の、2003年の作品。
「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」
「ペコロスの母に会いに行く」
と、観て、とても楽しみ観に行ったのやけど、
この2作と比べると、あまり入り込めなかった。
また、何年後かに観られたらいいな。
原田芳雄さんは、やっぱり身体がなんだかぎちっとしていて、見つめてしまう。
そして、テレビで見た、
亡くなられる前くらいのお姿を思い返して切なくなった。
あとは、サムの潜水用らしきニットのセーター、ニットの靴下、そしてニットのズボン、を、
そのニットのズボンでぐるぐるに結わえている、無駄のなさと、
手編みに見えるあたたかで、お守りのような佇まいが心に残った。
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明日までよな、と思いつつ、
まだ訪ねたことのないhomehomeが、
頭にぽかんと浮かんだので、
やっぱ、行ってみよ、と南に歩いた。
五条モールという、元遊郭のたてもののなかの、一室。
古書コショコショであり、ガケ書房敏腕(と思う)書店員、うめのさんが、
ご友人とおふたりで営んでらっしゃるお店。
本と紙、という潔い一文。
押し入れらしきとこが棚に。
かわいいな、素敵だな、たまらんな、
を順繰り胸のうちで繰り返すかんじ。
たまたま居合わせた、ライターの方にひっついて、
五条モールのほかのお店にも、
お邪魔した。
美味しそうなパンを買ったり、
4メートルのはしご搬入を見届けたり。
歳の近いだろう方々が、
それぞれに自分の場所で、働いていはるところにお邪魔してみて、
わたしも、思うことをやってみる、
思う方に進んでみることが、
できるはず、やってみていい、と、
そんな風な気持ちをもらって帰りました。