鮮やかな緑色の


f:id:varjoja:20240302183133j:image

 

3月1日(金)帰路、バス待ち。夕方一時激しく雨が降るも、すっかりあがって星がきれいに見える。今日は、強く冷たい風が吹いてる。ふだんここは、強い風のあまり吹かない土地(と言ってみるものの、比較できるような他の場所に暮らしたことはなく、ただ海風の吹く町なんかに少しは行ったことがあるんで、おそらくこの辺はあまり風が吹かない方なんだろうなとぼんやり思っている程度)なので、音の鳴るような強風が吹くと、特に夜だと不穏なような気がして少しドキドキする。動いたものを感知するタイプのライトが、強い風が吹くたびあちこちで点灯するのも、不穏な気配を増しているように思う。センサー式のライトがここまで普及しなければなかったことだろうと思うと一種感慨ぶかくあるような気もする。これは新しい光景なのやろうか。ちかちか。

 

十日?もっと前か。心にざらっと残っていること。職場の出入り口の脇、水撒き用のホース巻き取るやつの近くに、楕円のような形の鮮やかな緑色のものが落ちていて、何かな、と凝視した。道端とかに何かわからないものを認めると、歩きつつも目が離せなくなって、それはだいたい、手袋とか、ビニールとか、そんなようなもんなんやけど、死んでしまっている猫やったり、鳩やったりカラスやったりしたこともある。この日も、歩くスピードは緩めずに、何かわからない美しい緑色をじいっと見つめた。「ん、鳥かな…?」と思った時にはすでに出入り口の扉に手をかけていて、立ち止まることを選べずに建物に入った。せめてどこか土の上に置くべきかと思いながら、でも手で掴むのは怖い、なにか段ボールの切れ端など準備して…?と手順を想像しながらも始業時刻になり、何もしなかった。そのあと、二度くらいそこを通り過ぎながら、わたしは何もせず、三度目くらいに、そこにいた鳥がいなくなってることを確認した。実は生きていて、倒れ込んでいただけで飛び立つ、というようなことは、起こりそうにない様子だったので、おそらく職場の関係の誰かが、どこかに埋めたり移したり、してくれたんやと思う。見て見ぬふりをする自分をただ苦々しく思う。誰が、どこにどのように移してくれたんだろう。わたしは、どうすればそんな風にできるようになるんやろう。こういう態度は、自分にたくさんある恥ずかしいところのひとつだと思う。

梅の枝見せて回る

次の休みは、あれして、これして、あそこ行って、て考えていたことが、土曜日ベッドで目が覚めると全てほんとうにどうでもよくなってなにもしないできない、というのがずっと続いてる。

 


f:id:varjoja:20240225002833j:image

果汁100パーの炭酸ジュース、160円で510円いれたら、350円の50円十円玉で出てきた。

 

それで、今日ももう、気の済むまで動かないでいよう、と思った結果、夕方前に洗濯機まわしたものを、日付を超えてコインランドリーで乾燥している。

 

信号渡らんでコインランドリーに着けるところに住みたいな。五条の家のときよりは、ちょっとばかりは近いかな。コインランドリー自体は五条のとこのほうが好きやったな。

 

引っ越してもうすぐ一年。引っ越すこと自体もだいぶしんどかった上に、その直後くらいから仕事の方も人が急にやめたりしてずいぶん酷かった。引っ越しの段ボールそのままのがだいぶまだあって、だーれも招けていない。

 

今週こそは片付けを。頑張れなくても、景気づけに喫茶店行くくらいは、映画の一本でも、と思いながら願いながら、ベッドで横たわり続ける週末。

頭であれこれ考えてないで、とりあえず手を動かさなきゃなあ。

 


f:id:varjoja:20240225003859j:image

 


f:id:varjoja:20240225003917j:image

 

勤め先で昼休み、パン買いに出て梅の枝を拾った。落ちたてみたいでやたらきれいやったので、誰かの目に触れてほしいよな、と持ち帰って職場の人に見せて回った。

セブンイレブンのコーヒーのカップにとりあえずいれた。わびさびやんな。

 

今日も、りんごはむいた。もうちょいなんかやれたらいいな。

 

バスを待っている人たちを撮った写真集

ツイッター、もといX、で140字におさまるようにうんうん考えんのんより、こっちに無駄な言葉まき散らして書くほうがすっきりするかもしれん。

 


f:id:varjoja:20240116205527j:image

 

雪降ると思わず写真撮るなあ。今朝、出勤時バス待ちで。

 

バスを待ってる人を、その真向かいから見た時、横並びにこちらを向いて立ってたりするの、あればかり撮った写真集とかないもんかな、と年に2回くらい思う。そういうなん観たい。

 

今、ソファがこころもち斜めになったサイゼリヤで(左に沈んでいる)、筑前煮が食べたいという気持ちで選んだミネストローネがきましたんでではここで。会議でしたのですわ、今日。ちなみにきのうもちゃう店舗のサイゼリヤ行きましたごめんなさいありがとうサイゼリヤ。きのうはサラダ頼んでいきいきしたルッコラたくさんのってて幸せを感じました。さてあとまだだいぶある今週がんばるぞとりあえず今日おつかれさんでした。

本日きらめいたこと

サイゼリヤに寄って夕はん。

サラダ、青豆の温サラダ、ドリア。

 

座った席、前を向くと、

四人がけのソファ席を横から真正面に見る位置になって。

四十代〜五十代とおぼしき男女二人組が向かい合って座っていて、男性は靴を脱ぎ、女性の側のソファに足先をのせてる。

ちらほら聞こえてくる会話は職場の話のようで、家族なのか同僚なのかよくわからない。

そんな体勢で聞こえてくるのは同僚の愚痴のようなものっぽく、けったいなもん見せられてんなあ、と思いながら目をそらしてもくもくと食べる。

はーごちそうさん、一息、と思って目線をあげると、今度は、女性の側も、男性の座席に靴を脱いだ足を向けていて、男性が女性の足つぼを押している。いーや、それ、机の上に食べ物乗ってるで?外やで?

どうも職場は塾っぽかった(おそらくおそらく)けど、塾てロクでもないんやろな、ああけったいなもん見せられた、と、そそくさ帰る。

 

今日は仕事でも、ちょっと気の滅入ることの事前通告があり、実家では祖母がインフルエンザ、母も移ったかも、と言うていて、ぼーーーっとしながら帰宅。

 

先ほど、ふとん乾燥機のプラグをコンセントに差し込んだ時、差込口奥に赤っぽい火花が見えて本日きらめいたことはそれくらい。

前々から、このコンセントで見える火花のことはええな、と思ってたけど、そんな刹那的なもんの気持ち、毎度思えどその場で消えてしまって、次の瞬間にはたいていちゃうこと考えてすぐ忘れてた。

今日は気持ちが沈みすぎず絶妙に低調だったために、あー書いとこ、というくらいの心に残った、んかなと思う。


f:id:varjoja:20240111222814j:image

 

書いてすっきりした。

さ、運動してお風呂入ってねよ。

あといちんち、がんばろ。今日もお疲れさんでした。

とんかつと労働

昨日は、定期券を買おうと、仕事帰りに京都駅のとこの定期券販売所へ行ったらばものすごい並んでて。最後尾どこか確認せえへんかったけど、30人くらい並んでたのちゃうかと思う。

 

並ぶんいやなもんで、次、北大路駅まで行ってみたらばこっちも並んでて。最後尾見に行ったらこっちもたぶん30人くらい並んでた。

並べば、営業時刻過ぎても買えるんかもしらんけど、とにかく並ぶん嫌なもんで、やめて、夕はん食べてかえろ、と大戸屋行ってみたらば、ここも並んでんのな。どこもここも混んでいる。で、向かいのとんかつ屋は席があいていたので、ロースとんかつ定食(メンチカツ追加)注文。大体もう消化力があやしいので揚げもんは避けて生きてるところ、なんか魔が差した。(メンチカツまで追加しといて。)しかし美味しく完食し、胃もたれするのでは…とびくびくしてたけど、それも大丈夫だった。

 

目的の定期は買えず、とんかつだけお腹いっぱい食べた帰りのバスで、「あ〜今日はよう働いたなあ」と心に浮かび、いやいや、仕事もさしてしてへんし、定期も買えへんかったで、と“よう働いた”を却下する。

しばらく車窓を眺めてると、また「あーよく働いた」と浮かぶもんで、これは、なんかしらん、仕事のあととんかつ食べると、こうなるんやな、と思い至る。ロクロク働いていない日に、とんかつ食べたらまたこういう気分になんのか確認してみたいな。とんかつはええな。

 

で、今日いよいよ定期が切れるもんで、定時で職場をそそくさあとにし、今回は最寄りの定期券売り場へ、ちゃっちゃか来てみたらば、ガラガラだったです。あー並ばんで済んでよかった。定期券売り場とか、無印良品のレジとか、並んでない時とか店とかがあるとこには、そらもう極力並びたくない。

 


f:id:varjoja:20240110185933j:image

先週に「ママと娼婦」観て思ったことを言葉にしときたい、と、ちょっと書き始めたものの、難しくて詰まってしまう。今年は、観た映画とかのこと、感想、考えたことを書き残したりしたい。手帳もつけるぞ。するぞ、やるぞ。今年も元気だ!

f:id:varjoja:20240110190009j:image

 

月曜日はうっすら雪つもりました。
f:id:varjoja:20240110185304j:image

 

 

大きなお屋敷、外は雪

ねむい。

コインランドリー初め、をしてる。

小雨が断続的に降っていて、家を出るタイミングをはかっていたら年を越してた。

 

年末から風邪っぽく、けれど発熱はしていないので30日まで出勤してたら、やっぱりあかんかったようで、31日ほとんど眠っていた。

 

洗濯物も溜まってたし、ふかふのタオルケットで眠りたいなあと思って、コインランドリーにきたけどもねむい。

 

部屋でひとり、紅白見ながらセブンイレブンのスープをすすった。

セーラー服と機関銃」から見始めて、エレファントカシマシ石川さゆりさんで泣いた。

あんまり、まともに紅白歌合戦見たことなくて、最後に「蛍の光」歌うんやあ、と。

 

30日夜の帰路、アンゲロプロスの映画で、蛍の光の曲で踊るシーンをふいに思い出して、あれ、どの作品やっけ、と考えていた。あのシーン、不穏やとも言えると思うねんけど、なんか好きで。なにかアンゲロプロスの映画が観たいなあ、と考えながら、とぼとぼ、という擬音そのままの足取りで帰宅した。タイトル何やったっけなあ。

大きなお屋敷、外は雪、やった気がする。狩人…?狩人の夜?検索すればすぐのことやけどな。もう少し頭の中で転がそう。アンゲロプロスの映画を、もう映画館で観られることはないのかな。


f:id:varjoja:20240101005736j:image

 

30日は、実家に寄って、三千円くらいするかまぼこなど置いてきた。そんな値段のかまぼこ買ったことあらへんのやけど、カタログで見る写真がどうにも美味しそうで頼んでしもた。

で、先週の月曜からずっとリュックに入れてたお金も、母にようやく渡せた。


f:id:varjoja:20240101005647j:image

 

もらった時の封筒をとっていて、折りたたんで写真立てに入れてた。その封筒に、入れて渡した。

やっと返せた。もらってから9年だった。9年前無職だった。

 

2023年こうやったとか、2024年こうしたいとか、振り返るような気持にまだなってなくて、正月休みの間のことを考えても、引っ越しの荷物片付けたい(もうすぐ一年経つ)と、カウリスマキの新しい映画観たい、しか浮かばへん。

高知とか行きたかってんけどな。土日以外の休み、このお正月しかあらへんし。

 

あれ、そういえば、コインランドリー入ってきた時、なんか歌謡曲流れてたんやけど、ここそんなBGM流れるところちゃうかった。来た時にいはった先客の男性がかけてはったんやな。えらいナチュラルにやめはったな。気づかへんかった。2024年もぼんやり鈍感にいこ。

あともうちょいで乾燥時間終わる。帰って、お風呂入って、ふかふかのタオルケットで寝よ。


f:id:varjoja:20240101011635j:image

 

あんま実感ないけど書いとこ。2023年、お疲れさんでした。2024年もなんとか。

いやに美しく見えたので

祖父のお通夜の席で、福岡の親戚のおばさんに、何を話してたのやったか、頑張りたいのに頑張れなくて、というような私の話を聞いてもらっていて、その時に「開き直りよ〜りょうこちゃん!」と言葉をもらったことが心に残っていて、たまに思い出す。

今日、職場の人と話しているときふいに、このことを思い出して、でも肝心の“開き直り”ていうところをど忘れしてしまって、帰り道なんやったっけ、と考えた。

“諦め”やっけ、いや、なんかちゃう。

“割り切り”…でもない。

と考えた末“開き直り”が浮かんで、これや、とすっきりした。

諦めも、割り切りもしない、今はちょっとこんなもんです、もしかしたら、またもうちょっとやれるかもしれません、みたいな感じがあって、やっぱ開き直り、力が抜けて、暗くなくて、いいなと思う。

これを言ってもらったとき、ふうっと楽になった感覚があったことを覚えてる。

祖父のお姉さんの子供、のお二人の、おばさんと、おじさんやった。なんていう続柄になんのかな。

おじさんの方は、気功?をしてはった。りょうこは危ないな、開きすぎ、受けすぎてる、て言うてはったと思う。なんか、そういえばあの時、おまじないみたいな動きを教えてもらったな。こちらはすっかり忘れちゃったな。わたしは、このお二人があって、なんか福岡が好きなんだな。

 


f:id:varjoja:20231229221549j:image

 

仕事はまだ納まらず。明日もまた出勤。

今日は帰りサイゼリヤに。

昨日サイゼリヤ寄ろうとしたら、外まで人が並んで待ってるのを遠目に確認した瞬間に諦めて、くるりと来た道戻った。たぶん、世間一般仕事納めやったんかな。お正月休み入ってるとか。木曜やし混んでへんやろーと思ってた。

そういう世間の流れみたいなんに全く寄ってへんわと思ってなんかショックやった。今日はちょっと街から外れた方のサイゼリヤいったらスイスイ入れた。良かったね。

今日は青豆の温サラダは食べてへんねんけど、ちょっと前に頼んだ時いやに美しく見えたので撮ったのを。今日はハンバーグにしました。(風邪なのに)

 


f:id:varjoja:20231229222204j:image

 

12/29やけど、職場のラジオからクリスマスソングが何曲か流れて思わず口に出して「なんでやねん」と言うたら、同僚二人もそうやんな!と賛同してくださった。メリメリクリスマスー、アンド、ハッピーニューイヤー、言うてるからまあそうか、と思ってたけど、クリスマスだけの曲が続いたからなんでや!と思った、というとこまで一致していた。(ラニーミュージック12/22から同じプレイリストで放送中だったのでクリスマスだったらしい)

 

んで、書き残しておきたかったうれしかったことの続き。

 

友人から届いたクリスマスプレゼントとカード。

もう、わたしはこのカードを自分のクリスマスツリーとして今後飾ることに決めた。

 


f:id:varjoja:20231229222758j:image

(左下)

 

今年はとりあえず、ビニールに入れて貼った。なにか額に入れて来年も飾りたい。送ってくれた封筒まで、手描きのチェックの柄で飾られていた。もうめちゃくちゃにかわいい。


f:id:varjoja:20231229222937j:image

カードといっしょに届いたのは、友人が挿絵を描いたという児童書。二匹の猫と暮らしてるという友人の描く猫ちゃんは、指先や、伸びの動きがしっかり猫で、すごく気持ちよさそうに見えた。すっごく素敵な本だった。

その後別便でいいなーと思ってたとこのクッキーまで届いた。


f:id:varjoja:20231229223234j:image

 

こんな優しくしてもらって。

クッキー、とっても美味しい。まだもうちょっとある。大事に食べてます。ありがとう。

さてあと一日。できる範囲で、できるだけ真摯に誠実に。ユーモアももちたい。明日もなんとか。今年もなんとかひとつどうか。